自己分析や自分探し
就活や転職で、「自己分析」をする方も多いと思います。
「自分探し」という呼び方で、自分がどんな人間なのか、旅したり対話したりすることもよくネットで見かけたりします。
もちろんそれらを否定する訳では無いのですが、ずっと前から「ちょっと違うかな?」と思っていて、違和感を感じる理由は、「自分ってそんなにシンプルじゃないんじゃないかな」ということからです。
一人でいるときは寂しがり屋ですけど、たくさんの人の中にいると息苦しくて一人になりたくなる。
ずっと一人は嫌だけど、一人の時間が全く無いと、それはそれで一人になりたがる。
人との距離感だけとっても、こんな感じで一筋縄ではいきませんよね。
そんな状態で、この記事を読んで納得。
そうか、自分が感じていたのは、平野さんのいう『分人』という概念だったのかなと納得しました。
僕は人間が幸福に過ごす秘訣は、「自分が好きだと思える分人」を生きる時間をできるだけ長くすることだと思っているんです。
この考え方も納得です。
対人するときの自分と、一人でいるときの自分が少し違っていても、それが楽なら、それが好きなら、それでいいじゃないというのは的を得ていると思います。
就活してる学生さんや転職を考えている方に、ぜひ読んでもらいたいなぁと思いました。