さいせんたんにっき

『今の自分』は、自分史上最先端なのだと信じよう

入ってからの方が大事よね

 今回のサイボウズ式も面白かったです。

 

cybozushiki.cybozu.co.jp

 

会社の説明会に駆り出される場合があります。

そのときよく学生に

「どんな基準で会社を選びましたか?」

「いい企業を見分けるにはどうしたらいいですか?」

など、いろいろ聞かれます。

 

正直、「縁だよね」というのが本音ですが、そうは言えないので(笑)、こう答えています。

 

「成長している状態こそが、最も安定した企業のあり方っていえますね。大企業だから安定だとは言えなくなりましたね」

「国が滅びたり、自治体だって破綻したりしてるのに、なぜ自分のいる会社は永続的に存在すると思えるんでしょう?」

「スキルで会社を渡り歩く時代になりましたね。どんなスキルが身につくかで選ぶといいと思います」

 

すべて、自分が本心で思っていることです。

ですので、横にいる採用担当や経営者に睨まれたりもしてますが(笑)、学生にはそこそこ響くようです。

 

そもそも、サイボウズ式にあるように、就活がすべてではないと学生自身も思っているようです。

でも、確証が欲しいと。

採用担当は自社に引き込みたいので、自社の魅力をついつい語ってしまうそうですが、学生が求めているのは、どうも「就活の先に何があるのか」のようです。

だから現場の声を聞きたいわけです。

 

学生が求めているものは正しい、と思います。

就活で内定得ることよりも、何年もそこで働き続けることができるかを主軸に考えると、自然と受けるべきか辞退すべきか、明白になるからです。

その企業が自分に何を経験させてくれるのか。

それが企業選びのポイントで、その後の転職のポイントだと思います。

 

それを踏まえたうえで、こう聞くと今度は学生に睨まれます。

「で、最終的にあなたは何がしたいんですか?」

 

たぶんそれが分からない人から、私は睨まれているんだと思います。結構多いですね、睨む方。

分かってる方はどうぞ、信じる道を進んでください。

分からない方は、よりベターな会社を選ぶんだと割り切って、社会に出てから見つければいいのでは?

私がそうでしたので。

 

サイボウズ式の記事にあるように、道は無限にあります。

一直線じゃないから、人生おもしろいんじゃないですかね?

 

ではでは。

 

追伸

もし不採用通知を受け取ったら、自分に非があったと思わず、「その会社とは合わなかったんだな。入る前に分かって良かった」と思ってください。

自分を責める必要は、これっぽっちもありません。

就活は試験ではないので。

相性を確かめる場、ですから。