生きていることの無自覚
正月に実家に帰ってびっくり。
年末に体調を崩した祖父が、思ったよりも弱っていました。
私と会うと笑顔になるものの、呼吸も苦しそう。しばらく寝たきりの状態になるそうです。
こうしたときにふと思い出すのが、自分や奥さん、子供が健康でいられることの幸せ。
本当はありがたくて、すごく貴重なことなのに、すぐに感謝を忘れてしまうことでもあります。
大事なことは失いかけてから気付くもの。
いきなり居なくなってしまう場合もありますからね。
祖父にも時間を見つけて、頻繁に会いに行こうと思います。
祖父はお酒とともに生きた人でした。
普段は厳格なんですが、お酒が入ると子供だった私に「ごめんなさいね〜」と土下座してみたり、ハーモニカを取り出しては気持ち良さげに夜中なのに吹きまくったり踊ったりと、まさに「酒に飲まれる人」です。
でももう少し、祖父とお酒を飲む機会を作れば良かったなぁ。
我が家のニャンズたちとも、もっと触れ合おう。
噛まれるけど。引っ掻かれるけど。血だらけになるけど。
それが生きていることを、実感することですよね。